AUX
: auxiliary
Definition
助動詞 (auxiliary) は動詞句における動詞に付随し,動詞自体が区別しない人称,数,時制,ムード,アスペクト,ヴォイスやエビデンシャリティーといった情報を表す.多くの場合で助動詞は動詞 (助動詞でない用法もある) であるが,多数の言語では非動詞的なTAMEマーカー を取り,AUX
としてタグ付けされることがある.AUX
のクラスはコピュラ動詞 (動詞でない述語に用いられる,狭義の連結語) も含む
法動詞 (modal verbs) は,いくつかの言語 (英語など) では助動詞として数えられる.言語によっては法動詞の振る舞いが main verbs と大差がないため,VERB
としてタグ付けされる.
ただし,全ての言語で文法化した助動詞を持つわけではなく,助動詞が存在したとしても,完全な動詞と助動詞との境界線は言語によって変化することに注意されたい.どの語がAUX
として数えられるかは,言語特有のドキュメンテーションによって説明されるだろう.
Examples
- 時制助動詞 (tense auxiliaries): has (done), is (doing), will (do)
- 受動態の助動詞 (Passive auxiliaries): was (done), got (done)
- 法助動詞 (Modal auxiliaries): should (do), must (do)
- コピュラ動詞 (Verbal copulas): He is a teacher.
References
AUX in other languages: [u]